北海道の大都会、札幌市内(南区藤野地区)に熊が出没しているとのことだ。

自慢じゃ~ないが、石川県金沢市内でも熊やイノシシ・猿が出ている。当地野々市市でも出たと聞くが。
金沢市内と言ったところで、富山県との県境の高い山のテッペンまでが金沢市だから、人間は「熊が出た」と言うが、熊にしてみれば「人間が出た」とたまげているかも知れない。否、人間を相手にしていない。
石川県危険動物情報 | 危険動物ニュース
どちらが侵入者なのかは詮索しないが、今年の暑さでは熊さんだって食べ物が無いだろう。
人間が育てた物だろうが自然の物だろうが、熊にしてみれば食べ物である事には変わりはあるまい。

ペットを可愛がるだけの最近の人間は、熊と聞けば怖いものであるという印象しか持たないようだ。
確かに、あの牙や爪を見れば怖そうだ。しかし、爪も牙も敵を攻撃する為にあるものではなかろう。
本来は、食事をするためのものであり、木登りする為のものであった。しかも、進化したとは言え、自然に有るものであり、敵を殺す為の道具ではない。しかし、本性は殺戮を好む先祖ホモサピエンスの末裔の人間は、自分たちの思考に当てはめて考え、人間を攻撃するための武器と思い違いしているようだ。
人間だって、やたらと塗りたくった飾りの爪や、大口を開けてアイスクリームを食う為の牙があるだろう。
動物園の檻に入っていれば虎も可愛いとほざく人間、自然界では不必要に怯えるだけの毛の無い猿だ。
人間も大昔は、耕作物を刈り取る為に鎌を考え出したのだろうが、歴史の中で「鎌で殺人ができる」事を知った。そして、鎌を進化させて剣を考え出したのだろう。そうして、原子爆弾を作り、それまでは一人ずつしかできなかった殺人を効率的に行えるようになった猿の成れの果てである。
そんな人間にとっては、熊やイノシシの牙は、殺人の道具にしか見えないのかもしれない。

俺のふるさと秋田八幡平クマ牧場では、10年ほど前になるが飼育員死亡事故があった。(クマ牧場)
自然界で暮らす熊と、飼われている熊。いずれも、人間風情の情けは受けたくないのではなかろうか。
これから秋が深まり、熊さんの出没話が増えるだろう。当地では子熊であろうと容赦なく殺処分だ。
可愛そうにとは思うが....札幌のように2m近いデッカイ熊と遭遇するのはごめんこうむる。
熊は愛情を混めてじゃれたつもりでも、やわらか人間の首が飛んでしまう