過去記事「ChromeのCookie対応」「Cookie等規制だって?」にて書いた個人情報保護法改正案が閣議決定されたとの事。予報のとおり「クッキーの利用条件厳格化」が図られたとのことである。
最近の新聞・ネットショッピング等のWebサイトでは、当該サイトを表示させると
閲覧を続けるには、〇〇が▽▽に定める「アクセスデータ」を取得することに同意する必要がある
的な、同意を求める表示がある場合がある。これは、
企業がインターネットの閲覧記録などのデータを別の企業に提供する際、提供先の企業が個人を特定する形で情報を利用することが明らかな場合、利用者の同意を得るよう義務づける
事に起因している。何気なく「同意する」ボタンを押下している場面は多いが、それにより『同意を得たサイト運営者が、どこかの第三者に提供する事を許可した事に同意している』というとになる。
当該法案が成立する前の今の時点で「同意する」ボタンを設けているWebサイトは先見の明がある也。
俺的にはこのような「同意ボタン」を設置しているサイトには、基本的に2度とアクセスしない。
対手は「データを別の企業に提供する。即ち、売るゾ」事を宣言して同意を求めている。
「拍手ボタン」とか、Twitter・Facebook・Instagram・LINE等のSNSの「いいねボタン」等も、上記「同意する」ボタンと同じ機能を有している。すなわち「閲覧記録などのデータを別の企業に提供」できるということだ。当然ながら、提供する企業は利益を得ることができる。これについて、Facebookは随分非難を受け、最近ではInstagramの「いいねボタン」を除去するとか、しないとか...

無害に見えるブログ「拍手ボタン」についても、書かれている記事等の内容に対して、拍手した人数を知るとともに、拍手した人のクッキーを特定することで個人情報を知ることができるという仕組みだ。
ボタン押されることで蜘蛛の巣を管理する某サーバーは餌が食らいついた事を知り、某サーバーは餌のクッキーを元にして、餌の素性を知ることになる。
「拍手」や「いいね」ボタンを押した人(A氏 = 餌)にはその気が無くとも、A氏がユーザー登録した通販サイトやメルアド等などから、A氏の顔写真までを含めて個人情報を纏め上げるのは、今どきのコンピュータを用いれば容易いことである。ただし、一般的な市民にはそんな事をするほどの価値が無いということだ。

このブログでも「拍手ボタン」「いいねボタン」設置しているが、除去を思案中。
以前、「スマートフォン版 拍手機能をリニューアルしました」のアナウンスがあったが、理由は
過去記事:gooブログの拍手ボタン /
なお、「クッキーを利用する」とか「トラッキングを拒否」とかの設定と、本法案の関係は不明。
2020/03/03に版upした「CCleaner」v5.64で不要なトラッカーCookieの削除が利用できるようになったのは、本法案に関連するのだろうか。また、この手のAPで早期にChromium Edgeがサポートされた。
定番システムクリーナー「CCleaner」v5.64、各種メンテナンス機能を“ヘルス チェック”に再編 - 窓の杜
【追記:20/03/25】CCleanerで俺好みではない方向に進化している、向後は使わない。併せて同社製のSpeccyもアンインストールした。

なお本日、安部草履の大いなる願望である緊急事態宣言ができる法案も閣議決定されたとのことだ。
新型コロナ特措法案を閣議決定 「緊急事態宣言」可能に-共同通信社(03/10)