昨夜のフジテレビ系列 『Mr.サンデー』 (ミスター サンデー) で、京都府で青酸化合物により殺害したとされる事件の逮捕者が 逮捕前に取材陣から追い掛け回される様子を流していた。

取材陣の追い掛けっぷりというものを初めて見たが、凄まじいのヒトコトである。
取材と言えば聞こえが良いかもしれないが、当時は容疑者でしか無かった者を 正に犯罪者扱いで詰め寄る。
取材者は、正義の味方として真実を掴みたいのかも知れないが、あの追い掛け回しは尋常では無い。
俗にハイエナは○体に群がる悪者とされるが、あの比では無いという感想だ。 比べては、ハイエナに申し訳ない。

昔、イギリスのダイアナ妃がパパラッチとやらに追い掛け回されて死に至った事件があったが、昨日報道された取材陣はパパラッチと何ら変わらないのではないだろうか
何かをスクープすることで取材者の報酬や知名度が向上するのかも知れないが、やり過ぎだろう。
また、追い掛け回す様子をテレビで流すテレビ局の報道姿勢が理解できない。

昔の白黒テレビ時代に 「事件記者」 というテレビドラマが流れた。
社会の闇を暴くという正義的なシナリオのそれは好意的に受け止められた記憶だが、本件の事件を暴くことは正義なのだろうか。 マスコミの取材陣が執拗に追い掛けずとも、警察が究明した後に報道すれば良い事だろう。
儂が悪事をして追い掛け回されるハメになったら、追っ掛けする取材陣から名刺を受け取った後に口をきく。

それにしても、毎日のように あんな輩の取材攻勢を受けながら、平然としていられる政治家の精神は凄い...
と改めて妙な感心をする。 たいしたものだ。 張り倒せば、取材妨害とやらになるらしいし、厄介なことだ。