第47回衆議院議員総選挙が終わった。
「戦い済んで、夜が明けた」 というのが、本来の今朝の情景なのかも知れない。 明るい世になるのだろうか。

公明党の活躍が功を奏し、与党は公示前以上の議席を獲得した。自民293⇒291、公明31⇒35 (与党324⇒326)
しかし、与党としては議席を伸ばしたのだろうが、自民党(自由民主党) 単独では減っていることに着目したい。
民主党も自画した100には届かなかったというものの、議席を伸ばした。62⇒73
共産党が大躍進を見せた。8⇒21
維新の党は伸び悩みと評されるが、あんなものだろう。42⇒41
その他は、あおりを受けて惨敗というところだろうか。 もっとも、不要な政党が多いと儂は見る。
伸び悩みの社民党(社会民主党) は、党首を福島瑞穂氏に再選したほうが覇気が出るのではないだろうか。
また、沖縄基地問題の拗れで離別した民主党と撚りを戻しても、今となっては政策上の差異は薄いだろう。

改めて、"この解散・総選挙は何だったのだろう" と思う。
解散権は内閣総理大臣の伝家の宝刀とは言うものの、安部総理自らに対する自信と確信を裏付ける為に行ったのだろうか。

松島みどり 前・法務大臣、小渕優子 前・経済産業大臣の政治資金問題」 を騒ぎ立てた野党だが、両名とも見事に再選された。 小沢一郎氏も健在である。 石原慎太郎氏の落選は、当人にしては渡りに船というところだろう。

菅直人氏は、小選挙区では落選したが、475番目(最後) の議席に比例区で当選した。
にも拘わらず、海江田万里民主党代表は小選挙区・比例区ともに落選し、代表の座を交替するとのことだ。
現・代表が落選し、元・総理が当選するということは、民主党の選挙対策部隊の腕が悪かったのか(?) ...代表交代劇を仕組んだ結果なのか(?)...等と深読みしてみる
議席数は増えたのだ..落選しなければ代表を退くほどのことにはならないだろう。 比例名簿順位が低かった(?)

要するに、多少の人の動きがあったものの、政治の世界という視点で眺めれば、安倍政権と与党が安泰であるという事は、何も変わらなかったということだろう。 血税の約700億円を費やした結果である。

これで自信と確信を得た安部総理は選挙結果(国民の真意)をもって これまで以上に猪突猛進を行うのであろう。
"この道しか無い" と言う道を進んだ先には、どんな闇が待ち受けているのか  ...一寸先はわからない
安部総理は "約束した事を果たす" と言うが、消費税率10%UP以外に "約束した事" は記憶に薄い。 マスコミが勝手に推測し代弁 している事ぐらいしか "約束した事" を認知していない。 憲法改定・集団的自衛権・原発促進・etc.

何事でも、集団的自衛権に関する議論時の様に、"なぜ今それを行う必要があるのか" を説明しないままに走るな。

低い投票率で当選したところで、選挙民の半数近くは賛成していないかも知れないことを忘れないで欲しい。
安倍氏は2007/7/29の第21回参議院議員選挙の大勢が判明した時点で総理続投を表明したが、自民党内から退陣を促す声が出た(安倍おろし)。 2007/9/12、総理及び総裁から退陣を表明する記者会見を行った。
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各選挙区が与党色に染まったのに対し、沖縄では与党が1議席も取れなかった事について、与党は再考すべき也。
日本は安全保障の名の元に平和維持をアメリカ軍に依存し、沖縄県民を防波堤にしている状況を止めるべきだ。
沖縄県は、沖縄の独立を問う住民投票を行えば如何なものか。
沖縄県民としても、コウモリのような力無き日本政府に物言うよりは、直接アメリカと議論するほうが手っ取り早い。

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追記:2014/12/17
(安倍政治 その先に)どう語ったか 批判メディアに警戒心 ネット・FBは積極活用:朝日新聞デジタル
一部を抜粋して無断転載: 日本テレビで、村尾信尚キャスターから「アベノミクスでも実質賃金は減っている」などと問われると、色をなして反論した。 村尾氏がさらに質問しようとすると、イヤホンを外して一方的に…
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