NHKで「鶴瓶の家族に乾杯」という番組がある。  ※NHK公式サイト「鶴瓶の家族に乾杯
笑福亭鶴瓶氏がゲストと共に全国のアチャコチャに突然出没して地元の人々と触れ合う番組で、オープニングでは「ぶっつけ本番の旅番組」と紹介されている。
この番組は、1995年8月に特別番組 『さだ&鶴瓶のぶっつけ本番ふたり旅』 として、当初は歌手のさだまさし氏がメイン、鶴瓶は さだ氏の旅のパートナーという形で始まったという。 要するに鶴瓶は付録ということだ。

俺も仕事人時代に さだ氏 & 鶴瓶 という二人旅を見た記憶があるが、酒飲みが忙しくて忘れていた。
あの番組は さだ氏の人柄で出た人気を元にして、さだ氏降板後にNHKが鶴瓶をメインにして続けたということか
暇人になって以来は女将に付き合って見始めたのだが、最初の内は それなりに面白かった。
しかし、あれから3年。 最近では鶴瓶の所作・発言が鼻についてきた。

1951年生まれの鶴瓶は、先輩らしい地元の人に対しても年齢を尋ねたがる。
ゲストに対しても、年配者と年下では手のひらを返したかのように態度が違う。 年下でも人気者には媚びるようだ。
番組としては、鶴瓶氏が司会で、NHKアナウンサーの小野文惠氏はアシスタントということだ。
仮にも司会の立場であれば、年齢や芸歴に物を言わせるような態度は如何なものだろうか

また、"家族に乾杯" というタイトルから推し測っても 「家族(地元住人) とのコミュニケーション」 が番組作りのポイントになるのだろうが、最近の鶴瓶の場作りは独善的過ぎると見る。
年下のゲストで鶴瓶とは雰囲気・話し方などが異なっていても、「自分の番組である」 という姿勢に拘って見える。
ゲストの方が鶴瓶よりも人気があり、地元住人がゲストを囲むような場面では、逃げるようにしてどこかに消える。

地元の高齢男性が 「鶴瓶なんて芸人は知らないよ」 といった態度であれば、これまたどこかに消えてしまう。
しかし、女性陣に取り巻かれると "家族に乾杯" の企画から反れようとも、いつまでも居座る。
要するに、ちやほやされることが好みであり、無視されるのは嫌なのであろう。
それが芸人の性(立場) と言えばその通りであるが、いささか自惚れしているのではないだろうか

おしゃべり好きで、そつの無い人あたりができるタレント・芸人なら、今どきは大勢いるだろう。
大した芸も無く、キャリアを鼻に掛けた還暦芸人は、あの番組をそろそろ退職してもいいのではないか

あまり色々と書くと、ファンから 「嫌なら見なきゃいいだろう」 と言われそうだからこんなもんで..

アシスタントとされる小野アナウンサーは、「今夜も生でさだまさし」 や 「ためしてガッテン」 等で活躍しており、楽しいキャラクターだ。 「家族に乾杯」 でも以前は現場収録に参加していたとのことで、エピソードが愉快だ。