通学路のそばで自動車の事故が発生すると、PTAのママや町内会の爺達が駆り出されて通学路に立ち、子供を見守るという毎度おなじみの景色ができる。 学校関係者も参加しているようだが、ママや爺と同様に無力そうだ。

脱法ドラッグ使用者による自動車事故であれば、見守ろうがそうでなかろうが起こる事は起こるだろう。
「誰でもよかった」とする殺人事件では、見守ったところで、標的を増やしているようなものだ。
イノシシの暴走から児童を守るのなら、もう少しイノシシが驚くような装備を用意して立ち向かう工夫が必要だ。

地震や津波・土砂崩れや河川の溢れといった自然災害では、学校側からPTAなどによる児童の引き取り要請があると聞く。 自然災害時に学校などの施設にいるほうが安全か(?)、自宅にいるほうが安全か(?)は、悩ましい課題だ。
しかし、学校や幼稚園から引き取り要請がなされるということは、施設側の手抜きであろう。 教師も人の子か。

山口組分裂で対立抗争 “市民の安全確保を” NHKニュース
PTAが見守りをしようと、鉄砲の弾はよけてくれないし、これから殺人を行おうとする者は躊躇しないだろう。
見守りには役に立たない女性や高齢者等がいても、何かをしようとする者は、巻き添えにしてでもやるときはやる。

要するに、見守り隊という行為は非力なのだ。 とはいうものの、強力な者はそんなことをしてくれない。
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以前の居住地でも町内会の会長と副会長の2名が見守り隊を行っていた。 ご苦労な事である。
「春の交通安全週間」等には、警察からも応援(付録?)が出ていたが、殆どの日々は2名で見守り隊をしていた。
通学する子供達と毎日のように握手のスキンシップをしながら声を掛け、子供達からも声を掛けられるのを楽しんでいる様子が伺えた。 あれは、自発的だったのだろうか。 それとも、警察などからの要請だったのだろうか。
高齢であった町内会長は、ある寒い冬の朝に、見守り中に倒れているのを通学途中の子供に発見され救急車で搬送されたが、病院で死亡が確認されたと聞く。 こうなると、どっちが見守られているのか(?)わからなくなる。

ドンドンと物騒になっていく社会で、見守り隊が見守れば、それで良しとするしかない事を憂う、何もしない俺だ。