大きなスーパーマーケットや地方にある企業の本社等では、大きな駐車場が多い。
その駐車場内では、白線を引くとか、道路のように側溝を設けるとかして、自動車が通る区域として識別している。
駐車場の管理者としては、その区域を道路として認識しているのだろうか。 しかし、その区域は道路では無い。

 “道路”という物は、道路法(道路交通法建築基準法)により定められている。 また、“道路”における事故は、道路交通法に基づき処理される。しかし、私有地にしか過ぎない駐車場を管理者が識別区分しても、そこは道路では無い。  ※ WikiPedia:駐車場 / 駐車場法
したがって、駐車場内でどのような交通事故が発生しても道路交通法の適用外である。 そもそも“道路”ではないのだから、交通管理者である警察は無関係だ。 勿論、スピード違反で取り締まられることは無い。
道路交通法の「道路」の内
「一般交通の用に供するその他の場所」とは、公道や自動車の交通のために設けられた道以外で、現実の交通の実態から道路とみなされる土地のことをいう。不 特定の人や車が自由に通行することができる場所で、現実に通行に使用されている場所が該当する。そのため、一般に道路としての形態を有していなくても該当 する場合があり、私有地であるか公有地であるかは関係がない。具体的には、農道林道赤線が該当し、一般の交通に供用されていれば、私道広場公園河川敷地下街等も含まれる。

 駐車場内では道路交通法が適用されないので、「人は右、車は左」など、法律によって定められている事を守る必要は無い。 日本人であれば、日本の常識として“道路交通法”を遵守するだろうが、外国人ならば知らない。
駐車場を管理する者は、「道路交通法を遵守して利用する事」といった告示を行うことが親切ということだ。
そのような告示をしていたとしても、イザ何事かが起これば、裁判の進み方次第で罪になるとは限らない。
駐車場内では、認知症の年寄りが、逆走したところで罪に問われることは無い。
とは言うものの、せめて「人は右、車は左」程度の看板が欲しい。 

街歩きには道路を利用するとともに、駐車場内は道路では無い事を念頭にして、轢かれ損しないように気を付けたい。 駐車場内で道路交通法を守らない車に引かれた場合、“不適切”であっても、“違法”ではない。