アメリカ国防総省ペンタゴンでは、未だにデータの授受に8インチのフロッピーディスクを用いていると聞いた。

フロッピーディスクとは懐かしい呼び名である。しかも、8インチとは。
会社ではワープロからパソコンにシフトしてきた頃に、俺は自宅でもパソコンをはじめた。
BASICとマシン語でゲームなんぞを作って遊んでいた頃は、これらのソフトを収録しておくためにカセットテープを利用した。 しかし、会社の仕事を自宅でも行うようになってくるとフロッピーディスクが必要になってきた。
パソコンの世界でも、カセットーテープからフロッピーディスクへのシフトが始まり、市販ソフトでもフロッピーで発売されるようになってきた。

パソコン本体のハードウェア的にも、5インチ・フロッピーを内蔵した機種が主流になっていた。
それでも、8インチの物は、フロッピー自体・ハードウェアにしても高価であり、個人的な購入は躊躇する物であった。
ネットの世界でもADSLが早いとか、ISDNの時代だ、とか言われる時代であったが、いずれにしても遅いモデムを利用するしかない頃だった。

当時出始めのWindowsをインストールする為には、20~30枚ほどの5インチ・フロッピーをトッカエひっかえしていた。

今ては、通信で数百MBのデータを授受できる時代だ。 悪評高いWindows 10にしても、それなりに早くアップデート。 あの作業をフロッピーディスクで行うとなったら、想像するだけで嫌気が差してしまう。
ハードディスクにしても、発売間もない頃は「10MB」とかの品物でも極めて高価であった。 今ではメモリーカードだってあの程度の容量の物を子供の小遣い銭程度で購入できる。
少なくとも、コンピュータの世界は便利になったのだろう。

 そんな現代に、世界を牛耳るペンタゴン内部のデータ授受に8インチのフロッピーディスクを用いている事に、素直にビックリする。 今でも利用している理由は「まだ、8インチ・フロッピーディスクが有るから」とのことだ。
“もったいない”ということなのだろうか。 「ネットの授受は危ない」とかの理由ならば楽しかったのだが