最近のテレビを眺めていると、『おバカ』・『おブス』・『おデブ』といった言葉が乱れ飛んでいる。

なんでも「お」を付けるのは、どんな意味があるのだろうか。
「お」を付けると丁寧語になるということで使われている言葉なのかも知れないが、呼ばれている『おブス』当人はどう感じるのだろうか。 むしろ、『ブス』と呼ばれる方が正々堂々としているように思うのだが。
丁寧語として「お」を付けられたところで、小馬鹿にされているとしか感じない。

 言っちゃ~なんだが、最近テレビに出演する人々の中には『バカ』・『ブス』・『デブ』と呼ばれても「しょうがないか!?」と思ってしまう者が多くなってきた。もっと言えば「あの風体で、よくぞ公衆の面前に進んで出られるものだ」

昔、テレビ出演する人達は「スター」と呼ばれる所謂オーラがあった。芸能界の人間になる以前からオーラを発していた人もおり、芸能界入りしてからオーラを持った人と色々だろうが、要するにオーラがあった。
最近の同職の人達にはオーラが無い。 芸能界入りして有名になったところで、オーラが無い人が多い。
「スター」からオーラが消えたのは、いわゆる「アイドル」と呼ばれた町内会の有名人がテレビに出た頃からか。
芸能人に限らず、ヤクザとか、水商売とかの職業の人達にはオーラがあった。どこで会ってもも、俗人とは違う輝きが感じられた。 町工場の社長と呼ばれる人でも、社員とは違っていた。 今じゃ~、誰でもおんなじ。
そんな人達を捕まえてアレコレと批評することで芸能界から賃金を得ている者は、『おバカ』・『おブス』を乱発してでも嫌われないように努めながら御仕事を増やさなければならないのでろうな~
ちなみに“オマエ”とは『御前』にで、正しくは『上位の者の前にいる自分自身』のことである。『手前』も同じ也。
あたかも『相手を見下した言い方』と思っている者もいるらしいが違う。 当然、丁寧語では無い。
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上京してから鎌倉に転居するまで住んでいた京浜急行線沿いには『おこと指南』や『おこと教授』という看板を屋根に掲げている家が目についた。 日々の通勤時、『おこと指南』とは何だろうと考えた。
「さすがの大都会では男を教える」のだろうか...などと田舎者は考えたものである。

そのうちに『お指南』と漢字で書かれた看板を発見して、なるほどと意味を理解したものだ。